さいたま市の取組事例（平成27年度）

平成27年度のユニバーサルデザインの取組状況です。（平成28年1月実施の庁内調査結果より）

1. 取組件数及びの取組区分（ハード・ソフト）
   取組件数   121件 【ハード   25事業 ソフト  96事業】
2. 1の取組に取り入れたプラス・ハート（重複あり）
   プラス・ハート1 だれにでも「ちょうどいい」    31件
   プラス・ハート2 だれにでも「無理なく楽に」    41件
   プラス・ハート3 だれにでも「わかりやすい」    95件
   プラス・ハート4 だれにでも「安心・安全」      24件

平成27年度の代表的なユニバーサルデザインの取組を4つのプラス・ハートに分けて紹介します。

プラス・ハート1 だれにでも「ちょうどいい」の主な取組

区役所窓口多言語標記サインの設置（見沼区役所総務課）

課名、係名案内サイン

天井サイン

区役所の各課窓口に、日英中韓4か国語の課名、係名案内サイン（Ａ4版）を作成・設置しました。併せて、総合案内窓口に日英中韓4か国語の課名、係名一覧表を準備しました。

「工夫した点」
各課窓口の天井サインと同色を使用し、色分けをして、見やすさわかりやすさを心掛けて作成しました。

プラス・ハート2 だれにでも「無理なく楽に」の主な取組

わかりやすいチラシの配置（岸町公民館）

ジャンルごとにチラシを整理

見出しをつけたチラシ台

ロビーのチラシが手に取りづらく、また、わかりにくい状態だったため、見出しをつけて一目でわかるようにしました。

「工夫した点」
チラシをジャンル別に分類して、展示ラックの一番上に分類ごとに見出しをつけました。利用者の方からは、目的のチラシが探しやすく、また、ジャンル別に整理したことで見やすくなったとのご意見をいただきました。

プラス・ハート3 だれにでも「わかりやすい」の主な取組

市長定例記者会見インターネット配信のバリアフリー化（広報課） 

記者会見配信画像

聴覚障害のある方への情報バリアフリー化を図るため、市長定例記者会見のインターネット配信画面に、記者会見の発言内容のリアルタイム字幕を表示できるようにしました。

「工夫した点」
リアルタイム字幕がすぐに画面上から消えないよう、最大5行の表示を行うようにしました。  

プラス・ハート4 だれにでも「安心・安全」の主な取組

階段手すりの増設（与野本町公民館）

新しく手すりを設置

 

3段程の階段に手すりを設置しました。

「工夫した点」
手すりは、細めで握りやすいものを選びました。